告白
話題作なので読んでみました。映画の予告見てえげつないなぁ
と思って気になってたので。
読みやすさはピカイチで、あっという間に読み終わり。
映画の予告の印象で、少年犯罪やいじめとか、子どもの世界のどろどろ感がテーマなのかと思ってたら、そうじゃなく、先生の冷酷な復讐が何より怖い、という
読者の年齢や環境で捉え方が大きく違いそうですが、個人的には、後味は悪いけど引きずるほどではなかった。映像の方が気になります。見たいような見たくないような。
とにかく、小説なのに、語ってる先生が脳内で完全に松たか子さん。声が聞こえてくるようでした
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淡々と語られる数人の「告白」。
すべてが語りや手紙なので、読みやすくてすいすい読めます。
もっと「子どもの怖さ」みたいなものがテーマかと思っていたのですが、やっぱり子どもよりも大人の方が怖かった！先生の復讐は恐ろしいです。
登場人物が極端な性格なのでリアリティはなく、あくまで小説、と言った感じ。全然感情移入しないけど、ただ続きは気になる。自分が思う自分、自分がこう思われてるだろうという自分、他人から見た自分、色んな視点で全然違うイメージが交錯しているのは面白かった。
