探偵ガリレオ

探偵ガリレオ (文春文庫) 著者 : 東野圭吾 文藝春秋 発売日 : 2002-02-10 ブクログでレビューを見る»

言わずと知れた月９の「ガリレオ」の原作です。
と言いながらドラマ版ももちろん映画も1回も見たことがない私。
ただ東野圭吾が好きでなんとなく手に取りました。
読み始めて早い段階で、確かにドラマ化したら面白いかもと確信。
かなりシンプルな小説なので、映像化は脚色次第といった感じ。

事件は全て科学で解明されるので、「へぇ〜」って思うことが多々あるものの、「推理」は一般人には不可能と言っていいかも。犯人の動機とかも薄っぺらなものが多くて、超簡素化した2時間ドラマみたいな内容

ただ私はけっこう科学の事象が好きなので「そんなこともできるのかぁ」って、発見があって楽しめました。湯川助教授の科学の知識の講義を受ける、って気分で気楽〜に読むべき小説なのかもしれませんね。